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講義名
スポーツ心理学特論 
履修年次
1年 
単位数
担当教員研究室
B419 

担当教員

平川 武仁

授業の概要
スポーツ心理学で研究に取り組むうえで、その素養となる理論、統計的基礎の基礎を学修し、概念モデルを理解していく。 
到達目標
日本国内であまり取り扱われることのないスポーツ心理学の様々なテーマの論考、統計数学から統計的検定、プログラミングによる開回路・閉回路システムの概念モデル、に関する基礎知識を習得できるようになる。 
授業の進め方
授業の前半の回では、さまざまなテーマについて文献を購読し、討論する。後半の回の数週で、線形数学を基礎として、統計数学の基礎的なアルゴリズムを学修するため、実際に手と鉛筆で計算し、簡易プログラムを組む。最後に、開回路・閉回路システムの概念モデルの基礎を学修するため、プログラムを組みながら理解を深める。 
受講上の注意
理論考察では積極的に討論に関わり、統計数学やモデル理解では積極的に手を動かし修得する。 
授業計画
1)授業概説
2)理論考察:物理学と心
3)理論考察:行動観察と内省
4)理論考察:エントロピー
5)理論考察:社会ネットワーク
6)理論考察:環境と身体との協調
7)理論考察:知覚運動制御と運動学習
8)理論考察:運動学習における誤差検出能力
9)統計数学:誤差評価、測定・評価変数
10)統計数学:誤差評価、計算法・アルゴリズム
11)統計数学:統計検定(検算)
12)統計数学:統計検定(表計算ソフトウェア関数利用)
13)運動制御の概念的理解:音声刺激呈示による開回路モデル
14)運動制御の概念的理解:視覚刺激呈示による閉回路モデル
15)運動制御の概念的理解:視覚表出制御による閉回路モデル 
時間外学習
授業内容を復習して、修得に努める。 
指定教科書
なし 
成績の評価基準
討論への参画(50%)、授業中の課題の達成(50%)、の程度に基づいて、総合的に評価する。 
教員への連絡方法
オフィスアワー(研究室前に掲示する)に来室するか、メール(履修要項に掲載)で問い合わせる。 
オフィスアワー
研究室前の掲示板に提示する。 
その他
夜間授業を希望した受講生がいるなど、遠隔授業対応が必要な状況になった場合は、Google Meet(リアルタイム授業)での実施に変更する場合がある。