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講義名
スポーツ心理学特論演習(3) 
履修年次
2年 
単位数
担当教員研究室
B419 

担当教員

平川 武仁

授業の概要
受講生個々の関心のある研究課題について、関連する先行研究のレビューによって理論的背景や実験手続きを明確にし、実験計画を立てる。実験の実施、および得られた結果をまとめ、考察する。これらの成果を総括して発表するための主なる学修として、演習(3)では、前年度実施した実験・調査を振り返り、先行研究と対比しながら、実験・調査での研究の整合性を高めていく。 
到達目標
下記のことが修得できるようになることを到達目標としている。1)関連する先行研究をレビューし、理論的背景、実験手続きをまとめることができる。2)先行研究と対比しながら、実験計画を立てることができる。3)実験計画に基づいて実験実施できる。4)実験で得られたデータを統計的検定を用いて結果としてまとめることができる。5)得られた結果に基づき、先行研究と対比しながら、考察できる。演習(3)では、前年度に実施した研究を再検討しながら、1?4を主に学修する。 
授業の進め方
1)研究課題に関係する先行研究や書籍等を精読し、レポートを作成して授業で発表する。2)実施した実験や調査についての結果をまとめ、レポートを作成して授業で発表する。1)・2)を通して、研究計画の作成、中間報告書による報告、発表による成果報告をする。 
受講上の注意
実験や調査に積極的に取り組む。 
授業計画
1)特論演習(1)(2)の成果の検討
2)先行研究論文の総括①:実験・調査計画の洗練の視点から
3)先行研究論文の総括②:実験・調査計画の妥当性の視点から
4)先行研究論文の総括③:仮説の整合性の視点から
5)実験・調査の計画①:実験・調査の目的と方法の明確化
6)実験・調査の計画②:実験・調査計画書の作成
7)実験・調査①:予備実験・調査結果の再検証と本実験・調査の計画との整合性
8)実験・調査②:本実験・調査の計画の修正
9)実験・調査③:実験・調査の実施とデータ分析①
10)実験・調査④:実験・調査の実施とデータ分析②(再分析)
11)実験・調査⑤:実験・調査の実施とデータ分析③(追加分析)
12)実験・調査⑥:重要なデータの整理
13)実験・調査⑦:結果の再検討と考察
14)研究発表の準備①:抄録執筆
15)研究発表の準備②:抄録修正 
時間外学習
常に、収集した資料を時系列でまとめていく。 
指定教科書
(参考図書)これから学ぶスポーツ心理学三訂版(荒木雅信編、大修館書店、2023年) 
成績の評価基準
レポートの作成(70%)・発表(30%)の内容に基づいて総合的に評価する。 
教員への連絡方法
オフィスアワー(研究室前に掲示する)に来室するか、メール(履修要項に掲載)で問い合わせる。 
オフィスアワー
研究室前の掲示板に提示する。 
その他
授業計画については、履修生数、履修生数の同意を得た上で、順序を入れ替える場合がある。
なお、遠隔授業対応が必要な状況になった場合は、Google Classroom(オンデマンド授業)、Google Meet(リアルタイム授業)での実施に変更する場合がある。