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講義名
スポーツ心理学特論演習(1) 
履修年次
1年 
単位数
担当教員研究室
B419 

担当教員

平川 武仁

授業の概要
受講生個々の関心のある研究課題について、関連する先行研究のレビューによって理論的背景や実験手続きを明確にし、実験計画を立てる。実験の実施、および得られた結果をまとめ、考察する。これらの成果を総括して発表するための主なる学修として、演習(1)では、理論的背景、実験手続き、実験計画の立案をする。 
到達目標
下記のことが修得できるようになることを到達目標としている。1)関連する先行研究をレビューし、理論的背景、実験手続きをまとめることができる。2)先行研究と対比しながら、実験計画を立てることができる。3)実験計画に基づいて実験実施できる。4)実験で得られたデータを統計的検定を用いて結果としてまとめることができる。5)得られた結果に基づき、先行研究と対比しながら、考察できる。演習(1)では、1?2を主に学修する。 
授業の進め方
1)研究課題に関係する先行研究や書籍等を精読し、レポートを作成して授業で発表する。2)実施した実験や調査についての結果をまとめ、レポートを作成して授業で発表する。1)・2)を通して、研究計画の作成、中間報告書による報告、発表による成果報告をする。 
受講上の注意
実験や調査に積極的に取り組む。 
授業計画
1)オリエンテーション(到達目標、授業進行など)
2)研究テーマの設定①:研究動機の考証
3)研究テーマの設定②:先行研究論文の総括①
4)研究テーマの設定③:先行研究論文の総括②
5)研究テーマの設定④:先行研究論文の総括③
6)研究目的・方法の整合性①:目的と研究課題の明確化
7)研究目的・方法の整合性②:仮説と実験・調査方法の整合性
8)研究目的・方法の整合性③:実験・調査計画の立案
9)予備実験・調査の方法の設定①:先行研究との異同
10)予備実験・調査の方法の設定②:実験装置・調査用紙の準備①
11)予備実験・調査の方法の設定③:実験装置・調査用紙の準備②
12)予備実験・調査の実施①:実験・調査実施とデータ分析①
13)予備実験・調査の実施②:実験・調査実施とデータ分析②
14)本実験・調査の計画①:予備実験・調査の目的と結果の総括
15)本実験・調査の計画②:実験・調査計画書の作成 
時間外学習
常に、収集した資料を時系列でまとめていく。 
指定教科書
(参考図書)これから学ぶスポーツ心理学三訂版(荒木雅信編、大修館書店、2023年) 
成績の評価基準
レポートの作成(70%)・発表(30%)の内容に基づいて総合的に評価する。 
教員への連絡方法
オフィスアワー(研究室前に掲示する)に来室するか、メール(履修要項に掲載)で問い合わせる。 
オフィスアワー
研究室前の掲示板に提示する。 
その他
授業計画については、履修生数、履修生数の同意を得た上で、順序を入れ替える場合がある。
なお、遠隔授業対応が必要な状況になった場合は、Google Classroom(オンデマンド授業)、Google Meet(リアルタイム授業)での実施に変更する場合がある。