シラバス参照

開講年度
2024 
ナンバリングコード
SPE3041023
講義名
運動学習論(スポ心理) 
配当年次
3年 
単位数
曜日時限
後期 水曜日 2時限 C305教室
開講学部
体育学部 
科目区分
応用講義 
担当教員

平川 武仁

担当教員研究室
B419 
研究室TEL
3419 

キーワード
情報処理モデル、注意、運動プログラム、相対タイミング、能力、保持・転移、フィードバック、記憶 
ディプロマ・ポリシーとの関連
豊かな教養
専門的な知識・技能
能動的・自立的行動力 
授業の概要
運動学習とは、スポーツ心理学領域において、 主に運動技能の習得・向上のことである。本講義は、知覚運動制御と運動学習の研究動向について概説し、効果的な運動指導について理解を深めるように、授業内容を構成している。 
授業の目的
知覚運動制御と運動学習の研究動向について概説し、学生自身が効果的な運動指導について理解を深めることができる。 
到達目標
授業が終了するときに、履修学生は以下のことができるようになる。
1.巧みな運動制御の機構および学習による変容過程を理解できる。
2.単に知識を獲得するたけでなく、自分自身の運動行動の理解および運動指導の実践へとつなげていける。 
授業形式
講義(対面),ディスカッション、ディベート,グループワーク 
授業の進め方
本講義は毎回の主要テーマの内容を受講後、確認テストを実施する。 
授業計画
回数 授業内容 担当者
第1回 イントロダクション  平川 武仁 
第2回 運動技能、パフォーマンス、運動制御の原理、記憶  平川 武仁 
第3回 情報処理3段階モデル、反応時間と意思決定  平川 武仁 
第4回 注意と情報処理3段階モデル  平川 武仁 
第5回 感覚情報、反応、視覚制御  平川 武仁 
第6回 運動プログラム理論、開回路制御、般化運動プログラム  平川 武仁 
第7回 速度と精度の相反性、視覚情報処理  平川 武仁 
第8回 相対タイミングと運動協応  平川 武仁 
第9回 能力と技能  平川 武仁 
第10回 運動学習と保持・転移  平川 武仁 
第11回 学習段階と学習計画  平川 武仁 
第12回 フィードバック  平川 武仁 
第13回 学習の構造化と環境のデザイン  平川 武仁 
第14回 記憶と保持・転移  平川 武仁 
第15回 まとめ  平川 武仁 
定期試験実施有無
定期試験を実施する 
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間
各自のスポーツ活動やスポーツ指導において、知覚運動制御・運動学習で学修した内容を、自分自身が関わっている・取り組んでいる体育・スポーツの現場に生かすように、常に思考し実践する。これらの準備学修に要する時間は、1回の授業につき、2時間を想定している。 
指定教科書
書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN 授業時必携
/参考区分
備考/必要事項
があれば記載
『なし』             
参考書
教科書・参考書自由記述欄
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
毎回の授業で実施する確認テストでの添削を実施し、フィードバックする。 
成績の評価基準
授業内の確認テスト(45%)、試験(55%)の総合評価とする。 
受講上の注意
受講生各自が、本科目がなぜ必修科目として設置されているかをしっかりと考えて受講すること。意欲的に授業に参加し、授業の進行を妨げたり、他人の迷惑となるような行為等は厳に慎むこと。 
当該科目に関連する実務経験内容
実務経験有り 
日本スポーツ心理学会理事(2016年11月〜2022年9月)幹事(2013年11月〜2016年10月、2022年10月〜現在) 
教員への連絡方法
オフィスアワーに来室するか、メール(履修要項に掲載)で問い合わせる。 
オフィスアワー
火・水・木12:15-12:45 
その他
介護等体験、教育実習、インターンシップ、対外試合などで欠席する場合には、原則、事前に欠席届を担当教員に提出すること(事後となった場合もその理由を述べた上で提出すること)。
なお、遠隔授業対応が必要な状況になった場合は、Google Classroom(オンデマンド授業)、Google Meet(リアルタイム授業)での実施に変更する場合がある。