シラバス参照

開講年度
2024 
ナンバリングコード
SHS2021008
講義名
スポーツ心理学(健スポ) 
配当年次
2年 
単位数
曜日時限
前期 水曜日 4時限 L201教室
開講学部
体育学部 
科目区分
必修科目 
担当教員

平川 武仁

担当教員研究室
B419 
研究室TEL
3419 

キーワード
動機づけ、感情、ストレス、運動学習、チームビルディング、リーダーシップ、アダプテッド・スポーツ 
ディプロマ・ポリシーとの関連
豊かな教養
専門的な知識・技能
社会に貢献できる力
能動的・自立的行動力 
授業の概要
スポーツ心理学とは、スポーツに関する人間の心理的現象を扱う学問である。本講義では、スポーツ心理学の基礎、スポーツ実施と健康の関係、スキルの獲得に関わる運動学習、競技スポーツにおける心理的現象など、広範囲に学習し3年生次からの専門課程につなげる素地をつくる。 
授業の目的
スポーツ心理学の基礎、スポーツ実施と健康の関係、スキルの獲得に関わる運動学習、競技スポーツにおける心理的現象など、学生各自が広範囲に学習し、3年生次からの専門課程につなげる素地をつくることができる。 
到達目標
授業が終了するときに、履修学生は以下のことができるようになる。
1.各テーマにおけるスポーツ心理学の理論を説明できる。
2.スポーツ心理学の多様な心理的現象を説明できる。
3.スポーツ心理学の理論と知識のスポーツ指導現場への応用を考えることができる。 
授業形式
講義(対面) 
授業の進め方
本講義は毎回の主要テーマの内容を受講後、確認テストおよび小レポートを執筆する。 
授業計画
回数 授業内容 担当者
第1回 イントロダクション、スポーツ心理学とは  平川 武仁 
第2回 スポーツを行う心理的メカニズム ①: 内発的動機づけと外発的動機づけ  平川 武仁 
第3回 スポーツを行う心理的メカニズム ②: 目標達成に向けての動機  平川 武仁 
第4回 スポーツ実施に伴う感情の変化 ①: 身体を動かす楽しさの仕組み  平川 武仁 
第5回 スポーツ実施に伴う感情の変化 ②: パーソナリティ、不安、あがり  平川 武仁 
第6回 緊張のコントロール:覚醒、ピークパフォーマンス、あがり  平川 武仁 
第7回 スポーツとストレス ①: 健康スポーツ心理学、ストレスマネジメント  平川 武仁 
第8回 スポーツとストレス ②: オーバートレーニング、バーンアウト  平川 武仁 
第9回 運動制御と運動学習 ①: 運動制御の情報処理モデル  平川 武仁 
第10回 運動制御と運動学習 ②: 運動学習の基礎  平川 武仁 
第11回 集団行動としてのスポーツ ①: 集団の構造、集団規範・凝集性  平川 武仁 
第12回 集団行動としてのスポーツ ②: チームビルディング、リーダーシップ  平川 武仁 
第13回 アダプテッド・スポーツ心理学  平川 武仁 
第14回 スポーツ心理学と障がい  平川 武仁 
第15回 まとめ  平川 武仁 
定期試験実施有無
定期試験を実施する 
準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間
各自のスポーツ活動やスポーツ指導において、スポーツ心理学の知見を取り入れレポートに反映させていくことを求める。これらの準備学修に要する時間は、1回の授業につき、2時間を想定している。また以下の学会HPについては常に最新の情報に触れておくことが望ましい。
日本スポーツ心理学会 http://www.jssp.jp/ 
指定教科書
書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN 授業時必携
/参考区分
備考/必要事項
があれば記載
『これから学ぶスポーツ心理学(三訂版)』  荒木雅信・山本真史  大修館書店  2023  4469269557  必ず購入   
参考書
教科書・参考書自由記述欄
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
毎回の授業で実施する確認テストでの添削を実施し、フィードバックする。 
成績の評価基準
授業内の確認テスト・レポート(45%)、試験(55%)の総合評価とする。 
受講上の注意
スポーツ心理学の知識を体系的に理解するために、各自のスポーツ活動(運動部活動や運動指導など)のフィールドが想定されることが望ましい。受講生各自が、本科目がなぜ必修科目として設置されているかをしっかりと考えて受講すること。意欲的に授業に参加し、授業の進行を妨げたり、他人の迷惑となるような行為等は厳に慎むこと。 
当該科目に関連する実務経験内容
実務経験有り 
日本スポーツ心理学会理事(2016年11月〜2022年9月)幹事(2013年11月〜2016年10月、2022年10月〜現在) 
教員への連絡方法
オフィスアワーに来室するか、メール(履修要項に掲載)で問い合わせる。 
オフィスアワー
火・水・木12:15-12:45 
その他
介護等体験、教育実習、インターンシップ、対外試合などで欠席する場合には、原則、事前に欠席届を担当教員に提出すること(事後となった場合もその理由を述べた上で提出すること)。
なお、遠隔授業対応が必要な状況になった場合は、Google Classroom(オンデマンド授業)、Google Meet(リアルタイム授業)での実施に変更する場合がある。